最終更新日:
公開日:
現代社会を生きる我々にとって、もはやストレスは避けられないもの。
ストレスは健康状態を脅かす万病のもとであり、薄毛や抜け毛の原因になり得るという話も例外ではありません。
特に、短期間で急速に薄毛が進行してしまった場合、ストレスが一要因となっている可能性が考えられます。
では、なぜ強いストレスを感じると人はハゲてしまうのでしょうか。
今回はストレスとハゲの関係について詳しくお話します。
ストレスが身体にどう作用することでハゲを引き起こすのか?
そのメカニズムは以下の通りです。
ストレスが与えるホルモンバランスへの悪影響は、ハゲに直結する大きな要因と考えられます。
過度のストレスはホルモンバランスを乱し、男性ホルモンの過剰分泌を促します。その結果、DHT(ジヒドロテストステロン)という薄毛の原因物質が過剰に分泌され、薄毛を急速に進行させることになるのです。
自律神経には、人間が生きていく上で欠かせない身体の活動をコントロールする機能があります。
ところがストレスが溜まると、自律神経がバランスを崩し様々な支障をきたすのです。
ストレスによって自律神経が正しく機能しなくなれば、血流のコントロールが乱れ、頭皮に十分な栄養が行き届かなくなります。
その結果、毛髪のサイクルが乱れ、ハゲを引き起こすことに。
過剰なストレスは、大脳を興奮状態にし、睡眠に悪影響を与えます。
なかなか寝付けない
眠っても何度か起きてしまう
寝たはずなのに、寝た気がしない
などという状態は良質な睡眠が取れていない証拠です。
良質な睡眠が取れない状態が続けば、成長ホルモンの分泌が滞り、毛髪サイクルに乱れが生じ、その結果、薄毛・抜け毛を促進してしまうことに。
ただでさえストレス社会と言われている現代。
ましてやこのコロナ禍において、ストレスと無縁の生活を送るのは至難の技です。
ストレスを避けることは出来ませんが、ストレスを溜め込まずに上手に発散したり、緩和させることは可能です。
意識的に生活にストレス対策取り入れることで、ストレスを上手くコントロールすることが課題となります。その方法は人それぞれですが、例えば…
運動で思いきり汗をかく時間や、1日の終わりにシャワーだけでなくゆっくりと湯船に浸かる習慣を持つことで、血流が改善され、脳に酸素が行き届き、脳はストレスを感じにくくなります。
また、これは言わずもがなですが、人間が最もストレスから解放され心がリラックスする瞬間は、好きなことや楽しいことに没頭できる時間です。
どんなに忙しくても、好きなことや楽しいことに費やす時間を作ること、それこそが最大のストレス解消・緩和につながります。
ストレスとハゲの関係についてお話しましたが、ハゲで悩む多くの人と治療で接してきた経験上思うことは、「誰にも相談できず、ハゲの悩みを抱えていること」これ以上の大きなストレスはないということです。
この悪循環を断ち切るためにも、ぜひ専門家への早めの相談をおすすめします。
より満足のいく発毛を実感してほしい…という想いから生まれた 神戸中央クリニックの「自分の髪を生やして育てる発毛再生治療!」ハーグ改良コースは、発毛と育毛を同時に行います。
院長馬場 幹治