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AGAという言葉。広告を通じてよく耳にするようになったのはここ数年のことです。なんとなく“薄毛”に関する言葉であることは知られていますが、詳細についてはわからないという人の方が多いのではないでしょうか。 今回はAGA「男性型脱毛症」について基本的なことから、わかりやすく解説したいと思います。
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略で、「Androgenetic」(男性的特徴を生じる)と「Alopecia」(脱毛症)という2つの単語の組み合わせでできた言葉で、「男性型脱毛症」と日本語に訳されます。
AGAとは、薄毛・禿げの中でも、思春期以降に症状が現れる進行型の脱毛症のことを言います。
おおまかな数字ですが、日本人男性の3人に1人はAGAの疑いがあると言われており、その潜在患者のうち“何らかの対策をしている人”は約半数だという意識調査の結果もあります。
AGAの症状は“おでこの生え際”と“頭頂部”という限定された部位で発生します。そのため、どの部位にも発生する円形脱毛症や脂漏性脱毛症、その他の原因による脱毛症とは区別されます。
“おでこの生え際”から脱毛するタイプと“頭頂部”から脱毛するタイプ、またはこの両方に症状が現れるタイプに分かれます。
AGAの最大の特徴は徐々に薄毛が広がっていく進行型の脱毛症であるということです。
初めて気付いた時は生え際だけ、または頭頂部だけという方も、年月の経過とともに薄毛の範囲が広がっていくケースが多く見られます。
AGAの進行にはいくつかのパターンがあり、類型化されています。またどのパターンにおいても進行の度合いによってステージが決められています。
AGAの治療はこの”進行パータン”と”進行ステージ”をまず明確にし、治療計画を立てるところから始まります。
髪の毛には毛周期と呼ばれる毛の成長サイクルがあります。
毛が太くなり成長する「成長期」→そして毛が退化していく「退行期」→最後に毛が抜け落ちる「休止期」というサイクルです。
AGAは、このサイクルの中の「成長期」が短くなり「休止期」にとどまってしまう毛髪が増加し、前頭部や頭頂部の髪が軟毛化して細く短くなることによって発生します。
最終的には毛髪が徐々になくなっていき、いわゆる禿げという状態を引き起こします。
しかし、AGAの場合、たとえ薄毛の状態が進行していても毛包は残っているケースが多く、治療することで薄毛が改善する可能性が高いのです。
毛髪を産生する毛包が残っている限り、短くなってしまった「成長期」を伸ばすことで、髪を復活させることができます。
AGA治療でもっとも重要なことは、早期発見、早期治療です。適切な医療機関で、正しい治療を早めに行うことによって高確率で症状を抑えこみ、薄毛を改善することができるのです。
当院では医学的根拠に基づいたヘアサイクルを根本的に改善する毛髪再生医療
HARG(ハーグ)療法を行っています。
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薄毛でお悩みの方は、ぜひ専門医のいる当院へ一度ご相談ください。
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記事監修:神戸中央クリニック
より満足のいく発毛を実感してほしい…という想いから生まれた 神戸中央クリニックの「自分の髪を生やして育てる発毛再生治療!」ハーグ改良コースは、発毛と育毛を同時に行います。
院長馬場 幹治