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日本人男性の約3割がAGAの傾向があり、治療を希望する人口も増え、TVや車内でも盛んにAGA治療を広める広告が増えてきました。
薄毛治療を調べだすとまず出会う「育毛」「発毛」「増毛」という3つのワードですが、それぞれの違いをご存知ですか?
「育毛」「発毛」「増毛」いずれも薄毛改善を目的とした解決法ですが、内容も効果も全く異なるものです。
患者様の薄毛の進行度合いや、もともとの体質、最終的に目指したいご希望によって、どの解決法を選択すべきかが絞られてきます。
AGA(男性型脱毛症)は、遺伝的素因と強力な男性ホルモンの影響により、ヘアサイクルが乱れることで脱毛と発毛のバランスが崩れ、薄毛が進行していく症状です。
「育毛」は、この乱れたヘアサイクルを正常に戻し、脱毛を抑え細い髪を太く長く育てる治療になります。
具体的には、「フィナステリド(プロペシアなど)」の服用とミノキシジルの服用です。
フィナステリドは、世界60ヵ国以上で承認されているAGA薬で、効果的な脱毛抑止薬です。
フィナステリドは、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の合成を促す5α還元酵素Ⅱ型の働きを阻害してヘアサイクルを正常に戻す働きがあり、抜け毛予防や現状維持を目的とした治療薬として広く使われています。
一方、ミノキシジルは血管拡張剤として毛細血管を拡張する事で血流を増加させ、細い髪を太くする髪のコンディションを整える治療薬です。
AGA初期の方、20代30代といった若い世代の方、将来の予防や現状維持を望まれている方は、ますトライすべき治療法といえるでしょう。
※「育毛」と名の付く、市販のシャンプーなどは、男性ホルモンに作用しないため、AGAの根本的な改善は見込めません。
髪が抜けたあと再び髪が作られ成長期に移行する力が失われ休止期のまま停滞してしまう毛根が増えてきた場合、「育毛」に加え「発毛」の治療が必要になります。
「発毛」治療として高い効果が期待できるのが、ハーグ療法です。
頭皮に直接「毛髪再生に必要な成長因子」を注入し、毛髪の再生を促す治療です。クルマのエンジンをかける様に、髪を作る細胞を再び動かし活性化させ、発毛に必要な土台を再構築する治療です。
ハーグ療法は世界中で発毛実績が認められており、AGA治療の切り札と言われています。男女問わず受けていただける発毛治療です。
「育毛」も「発毛」治療も効果が出るまでに時間を要しますし、治療効果が出たとしても理想のボリュームを叶えられるとも限りません。
すぐにでも薄毛をカバーしたい!髪のボリュームがすぐに欲しい!という方には「増毛」が有効な手段と言えるでしょう。
増毛技術は日々進歩し、いわゆる「カツラ」とは大きく異なります。自分の毛髪に、特殊な技術を用いて人工毛を数本結びつける方法や特殊なシートで人工毛を地肌に貼る方法など、自然な仕上がりを実現できるものが増えています。
しかし、「増毛」は薄毛の根本治療にはならず、あくまで人工的なボリュームアップを目指すものです。
AGAによる薄毛の症状であれば、治療をしなければ薄毛は進行します。その進行の変化に合わせて、定期的な増毛メンテナンスが必要となりますので、費用もそれなりにかかる方法と言えるでしょう。
薄毛の根本治療を望まない方や、体質によって内服薬の服用が難しいという方には適した方法です。
いかがでしたか?
「育毛」「発毛」「増毛」は似たようなワードですが、全く違う薄毛へのアプローチだということを知っていただきました。
当院でも、患者様の薄毛の症状やご希望に応じて3つのAGA治療プランをご用意しております。
詳しくは当院AGA専門サイトへ→
当院ではAGA・薄毛・抜け毛・髪のトータルケアを行っています。
初回診察・カウンセリングは無料で行っておりますので、薄毛治療に関する不安やお悩みなどお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから→
記事監修:神戸中央クリニック
より満足のいく発毛を実感してほしい…という想いから生まれた 神戸中央クリニックの「自分の髪を生やして育てる発毛再生治療!」ハーグ改良コースは、発毛と育毛を同時に行います。
院長馬場 幹治